■中心市街地活性化法

正式名称は「中心市街地の活性化に関する法律」
中心市街地活性化法(国土交通省ホームページより) 


法律の制定背景

日本の地方都市において、クルマ生活を中心に据えた郊外化が進む。
「ドーナツ化現象」と呼ばれる中心部の空洞化が進み、交通渋滞やインフラの必要以上の整備などの問題点が出てくることとなる。


そこででてきた考え方が「コンパクトシティ」とよばれるもの。
郊外化をある程度抑制して、市街地のスケールを小さく保ち、基本的に徒歩圏内で生活できるコミュニティを維持しようという考え。


クルマを持たない交通弱者や高齢者に主眼をおいた生活スタイル。
ムダな公共投資をしないという点においての自然環境保護。
地価の高い中心部に住宅や企業誘致が増えることにより税収の増加などのメリットが出てくる。


このような背景の基づき、日本各地のこのような状況にある地方都市を選別して、 「中心市街地活性化基本計画」(国土交通省ホームページより)を制定。
2009年に名古屋市も認定。


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