■ネジ ビス
ネジの本体の形状
雄ネジ | ボルト | 一般的な「ネジ」の形状 |
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小ネジ | 外径が8㎜以下のボルト | |
止めネジ | 頭のないネジ。六角穴付のものをホーローネジ、イモネジとも。 | |
タッピングねじ | ネジ先がとんがっていて、そのまま相手側にネジ切りしながら打てる。 | |
木ネジ | 木に打つのに特化したタッピングネジ。 | |
雌ネジ | ナット | ボルトを受ける側。六角など、さまざまな形状あり。 |
関連部品 | 座金 | ワッシャー。平、スプリング、割れなど用途別でいろいろ。 |
ネジの頭の形状
なべ | 頭部分の角が鍋底みたく丸みがある平頭。 |
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皿 | 上面がフラットで、下面がネジ部に向かい円錐型。相手面に皿もみがあれば仕上がりがフラットに。 |
丸皿 | 上面に丸みを持った皿。皿もみがあると表面に丸み部分が出る。 |
トラス | 半球上でなべや皿より直径が大きい。下面がフラット。相手側の穴が大きい場合や、しっかりと固定したい時に使用。 |
バインド | トラスよりやや小さめ。なべ、皿よりやや大きめ。 |
低頭 | 頭の厚さが薄いタイプ。 |
ネジの頭のみぞ穴
すりわり | 一般的にマイナスと呼ばれるタイプ。一文字。マイナスドライバーを使用。 |
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十文字 | プラス。十文字。 溝の深さや幅で1番から3番まであり、それぞれドライバーが変わります。一般的なものは2番。1番が細くて深く、1番の溝に2番のドライバーは入らない。逆に3番は太くて浅いので、強引にいけば回るが、俗に言う「なめる」可能性が。 |
プラスマイナス穴 | プラスとマイナスのみぞが両方あり。 |
六角穴、四角穴 | 半球上でなべや皿より直径が大きい。下面がフラット。相手側の穴が大きい場合や、しっかりと固定したい時に使用。 |
その他 | スパナを使用する平頭タイプ 蝶ネジなどの手回しタイプ アイボルトなどのひっかけ部分つくタイプ など |
ネジ径の概念
【種類】
M・・・ISOメートルネジの並目ネジ
W・・・インチネジのウィットネジ
U・・・インチネジのユニファイネジ
【呼び径】大きさを表す数字
メートルネジはねじ山の大きさ。そのままミリ換算。
インチネジも同じくですが、単位と呼び名が独特。1はそのまま「イチインチ」、それの8等分を基準にするんで、W3/8の時は「サンブ」、W1/4(2/8)「ニブ」となります。
大きさはネジ外径がサンブの場合、1インチ=25.4mm÷8×3で約9.53mmとなります。
【長さ】ネジ部の長さ
皿のネジ頭の仲間は、頭の上面からネジ部先端までの長さ。
それ以外は、頭の下面(ネジ部の根元)からネジ部の先端までの長さになります。
相手側に入り込む部分の長さということ。
【ピッチ】隣り合う山同士の距離
メートルねじとインチねじのユニファイねじはねじ山の角度は60°、ウィットねじは55°って決まり。なのでピッチが狭くなると谷の部分が浅くなります。
メートルねじで出回ってるのは、並目ねじって種類が一般的でピッチは決まってます。ホームセンターなどで売ってるものはこちらなので、それほどピッチの概念を気にすることはありません。
インチねじはピッチの単位の概念が少し違い、1インチにある山数で数えます。