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原駅前商店街「はらから元気を!」プロジェクト 

街の現状

名古屋市営地下鉄鶴舞線。愛知県の運転免許試験場がある平針駅のとなりの原駅はファーストの最寄り駅ということもあり、社員行きつけの店舗も多くあります。

豊田方面、名古屋方面の地下鉄でのアクセスはもとより、名古屋市緑区や名東区へのアクセスの要になるバスターミナルも併設するハブ的な役割を持つ地域になります。

ここに一般的なアーケードがある沿道としてのそれではない形で「原駅前商店街」が存在します。

 

いわゆるベッドタウンとしての要素の強いこの街も昨今の時世により元気がなくなってきていました。家に帰る前に一杯飲んで帰る方や休日のファミリー向けの飲食店がもともと多く、しかも10年以上営業されてるお店がたくさんありますが、人口動態の変化や生活スタイルの変化でどこのお店も苦戦していました。

そのような状況の中、2021年度に原駅前商店街振興組合からオファーを頂き、商店街の活性化プロジェクトを発足することとなります。新型コロナウイルスの猛威真っ只中の折、加盟店舗の飲食店はじめいくつかの店舗にヒアリングを行いマーケティングを実施。実際に飲食店のみなさんが直面している課題観としては多くのお客様を一気に集めることがしにくい市況の中で、いかに常連のお客様を増やしていくかということがありました。

お店の個性や特徴などをきちんとプロモーションすること。そういった魅力のある店舗が集まった街にはさらにたくさんのにぎわいが産まれると考えました。

 

 

プロジェクトスタート!!

まずは飲食店を中心にするので、原→はら(おなか)のダブルミーニング

「はらから元気をプロジェクト」というプロジェクト名に決定しました。

 

 

 

デジタルサイネージ

プロジェクトの一環で、2022年2月より名古屋市営地下鉄鶴舞線原駅のターミナルビルのエントランスにデジタルサイネージを設置させていただいております。

バスターミナルの入るビルの1階エントランスの中に設置しており、バスの乗降客はもちろん隣接するパン屋さんや文化小劇場に来るお客様の目にも止まります。

このサイネージは、街という空間をプロモーションする一つの「メディア」としての役割を持っています。当初予定していた近隣の飲食店や当該施設の情報以外にも、所轄警察や学区からの情報発信のオファーも頂いており、近隣住民や来訪者との新たなコミュニケーションを産んでいます。

 

 

 

コンテンツ作成

今回はサイネージのコンテンツも作成。インタビューから動画撮影まで産学連携の大学生も巻き込みながら行いました。

サイネージ導入のポイントとしてコンテンツの作成や運営はどこもネックに感じています。

プロに頼んだPVを流すのが費用対効果を考えて最適な空間もありますが、予算とクオリティのバランスを考えるとオーバースペックだなと感じる空間が多いのも現実です。

学生のみなさんは動画に対してのリテラシーも高く、スマホでうまく撮る技術も持っています。編集こそプロ仕様の環境で行いましたが、ほとんどの素材は学生さん個人のスマホで撮影したものから繋いでいます。学生さんもお店の方と仲良くなったり宣材写真を撮ったあとの料理をおいしくいただけたりと願ったりかなったりの様子。ここにもいい関係性が構築されました。

 

 

 

 

ポータルサイト展開

サイネージ用に作成した動画などのコンテンツを動画共有サイトやSNS、WEBサイトなどにヨコ展開することでより多くの人にリーチできるクロスメディア戦略をとっています。

そちらの一つとして、写真などの素材を使い今後のキャンペーンも見据えたポータルサイトの作成を行いました。

 

プロジェクト加盟店舗を増やしていけるつくりにしてあるので、年々規模を拡大していくことも可能。サイネージを起点にキャンペーンなどの活動を行う際も来街者とのタッチポイントとなります。

 

 

 

動画共有サイト展開

動画コンテンツはYoutubeにも展開。マニアックな内容の動画を発信しています。

Youtube:原から元気を!プロジェクト   

 

 

 

SNS展開

Instagram:@harakaragenkiwo も展開。

産学連携の学生を中心に、カジュアルに商店街の飲食店の紹介をしていきます。

リールで多くのリーチを獲ったり、生活者にしっかりと届けるツールとして活躍しています。

 

 

 

 

マップ展開

実際に街を訪れたり、興味を持った人たち向けに配布することのできる紙媒体もご用意。

 

プロジェクト加盟店舗に置いてもらったり、つながりのある場所に置いてもらったり、自分たちで配ったり。パッと手に取りやすい紙媒体の持つパワーもなかなかだったりします。

 

 

 

プロモーション看板

さまざまな施策で来街者を増やすしくみをつくることができると、それに伴いプロジェクトへの加盟店舗が増えていきます。

プロジェクト加盟店舗が分かるように行灯看板を設置。

 

赤ちょうちんをイメージした行灯看板は家路に帰る街の方はじめ、普段は通過するだけだった方々にもどこかなつかしさを与え、「ちょっと寄っていこうか」といったアクションを促すことができます。

暗い夜道に文字通りの灯りをともすことで、商店街の未来をひとつひとつ明るくしていく意味合いも込めています。

 

 

 

企画・ディレクションうけたまわります

今回のプロジェクトは商店街組合と地域大学、ファーストとの連携にて進めています。

プロジェクトの企画からディレクションまですべてお請けできますので、ご興味を持たれた方、くわしくお話を聞いて見たいという方はもちろん、ある分野でご一緒にやっていただける同志の方、連携をご希望の教育関連または学生のみなさまなどなど。お気軽にご連絡いただければ幸いです。

 

 

 

 

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